ブルーマンとキングコングを見て 

平日は、娘の宿題で手一杯で観光が全く出来なかったので、金曜日の夕方と土曜日を使って、ニューヨークのブロードウェイのミュージカルやショーを楽しみました。

まずは、ブルーマンのショーを紹介します。購入が直前だったこと、金曜日の5時開始の回だったため、前から四番目の席をこちらのサイトから1人35ドルで購入できました。

ブルーマンは青い顔をした三人のパフォーマーが、全く喋らず、楽器を演奏したり、お客さんと掛け合いをしたり、色々な小道具を使って笑いを誘うエンターテイメントショーです。

ニューヨークの仲良し三人組が1991年に結成したブルーマンは、今や全米や日本でも上映され、世界中で3,500万人が鑑賞するまでに成長しました。2017年に、カナダのエンターティメント会社シルク・ドゥ・ソレイユに買収されました。

最近のショーは、プロジェクションマッピングやiPhone を見立てたパーフォーマンスなど最新の技術が取り入れられたものに変わっていて、昔のバージョンから変わらないマショマロのパフォーマンスを懐かしく思いながら見ました。

ブルーマンは、観客を巻き込んだショーもウリで、娘と2人どうか当たらないようにとドキドキしながら見ていました。上映時間は1時間半ほどで、9歳の娘も飽きずに最後まで楽しめました。Youtubeに沢山動画が上がっているので気になる方はご覧ください。

続いて、同じサイトから50ドルと破格のお値段で購入できたので、ブロードウェイのミュージーカル キングコングを観ました。去年から上演されていて、公演の終盤だったためか、土曜日の14時の回ながらこのお値段でした。

このミュージカルは、1933年に公開された映画「King Kong(キングコング)」を元に制作されており、ブロードウェイならではのレベルの高い演技とダイナミックな歌声を楽しめます。

キングコングの大きな仕掛けを人の手で動かしていること、キングコングの独特な声も人が演奏していることに驚きました。キングコングが走るシーンでは、遠近感のある映像が流れ、最新の技術と融合したショーが素晴らしかったです。

キングコングの話の舞台がニューヨークであること、ストーリーが複雑でないので、英語が多少苦手でも映像とショーを十分に楽しめると思います。娘が観たがっていたミュージカル「ハリーポッターと呪いの子」は値段が下がっておらず、Broadway lottery(抽選)に外れてしまったので、次回来た時には是非見にいきたいです。