我が家の住み込みのメイドさん

我が家には、シンガポールに来て3人目となる住み込みのメイドさんがいます。32歳のインドネシア人で、息子が生まれた時から働いているのでうちに来て3年目になります。基本的な英語が話せ、息子が懐いていて、メイドさんが日曜日のお休みから帰ってくると真っ先に抱きついています。

息子は日本人保育園に通っていますが、私たちと話をする時には日本語、メイドさんとは英語と自然に切り替えていて、バイリンガル教育にも一役買っています。

今週からラマダンが始まったので、インドネシア人のメイドさんは1ヶ月間、日中は飲食が出来ません。今は外出が出来ないので、涼しい部屋で休憩を取りながらのんびりと息子を見てもらっています。

今はシンガポールは自宅待機のため違いますが、通常メイドさんは朝食の用意をした後、娘と息子の送り迎えをします。その後は家の掃除や買い物、夕飯の準備をします。共働きの我が家には、メイドさんはなくてはならない存在です。

メイドさんを雇っているという話をするとよく聞かれるのが、ご飯や寝室はどうしているのか?プライバシーは気にならないか?日本食は作れるか?ということです。

ご飯は別々に食べていて、メイドさん用の小さな部屋で寝ています。うちはメイドさんを雇ってもう7年以上経つので一緒の部屋にいても気になりません。リビングでZoomを使ったミーティングを行っている間、別室で3歳の息子の面倒を見てもらうことがなかったら自宅でのリモートワークは厳しかったと思います。

我が家にきた時には料理がほとんどできなかったメイドさんですが、クックパッドで良さそうなメニューを説明したことで日本食もある程度作れるようになりました。最近ではレシピをプリントして渡すとスマホのカメラを使ってグーグル翻訳をかけることで作り方を説明しなくても作ってくれます。

また、毎日夕食に何を食べたいのかいちいち質問されることが手間だったので、1週間のメニューを事前に考えてもらい冷蔵庫に貼っておいて、もし変更したいメニューがあれば伝えることで改善されました。

夕方になるとメイドさんが子供たちを連れて、コンドミニアムのプレイグラウンドで遊ぶことが多いのですが、相手のメイドさんを通じて息子は同い年の男の子と仲良しになり、家を行き来するようになりました。その様子を写真で撮ってワッツアップで私たちにメールしてくれます。

シンガポールでは、現在ロックダウン下で友達の家に遊びに行くことも禁止されていますが、早くコロナが収束して友達と一緒に遊べる日を待ち望んでいます。