シンガポール名門ローカル校の魅力 – シンガポールから発信するグローバル教育最前線 – 現代ビジネス

「8割が海外留学」「思考能力が鍛えられる」・・・
詰め込み教育のイメージがあったシンガポール名門ローカル校の魅力

小さな都市国家シンガポールの厳しい教育競争

シンガポールでは、特にインターナショナルスクール(インター)の両親たちと話していると、両親が異なった国籍を保有していることはよくあります。そして、それぞれが複数の国籍をもち、子供をさらに別の国で生んだという話も珍しくありません。私たちのように両親がともに同じ国籍で、他に国籍も保有しておらず、子供も両親の国籍と同じ国で生まれたというケースのほうがレアです。必然的に、色々な国の教育事情に通じた人が多く、さまざまな情報が入ってきます。

最近、まさにシンガポールらしいグローバルなキャリアパスを歩んでいる人からシンガポールのローカル校事情について聞いたので紹介します。日本人と台湾人の両親を持つ彼は現在、シンガポールでクオンツ系のヘッジファンド向けに取引システムを提供する金融サービス会社で働いています。台湾で生まれ10歳まで教育を受けた後に、2年間マレーシアのインターナショナルスクールに通いました。

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