海外の学校の心のケアについて
先週は上の子がシリコンバレー近郊のヌエバスクールのサマーキャンプに参加していました。ヌエバスクールは、ギフティッド(突出した才能がある子供)教育の50年以上の経験に基づいてプログラムを開発しています。うちの子が参加したカリキュラムにはサンフランシスコやシリコンバレーから40人以上の子供達が参加していました。
このキャンプでは毎日、自分の好きなものや苦手なものチャレンジしたいことなど、自分の内面について友達とペアを組んで紙に書きだしたそうです。うちの子が普段通っているインターナショナルスクール でも、自分の気持ちについて先生と話す機会が多くあります。毎日、先生からその日の元気さのレベルを聞かれて、もし低ければ先生がその理由を丁寧に聞いてくれて励ましてくれることで、ストレスをためることがなく学校生活を送れています。ヌエバスクールでも短期のプログラムながら同様の仕組みが整備されているようで感心しました。
日本の学校と違って米国の学校のサマーキャンプでは、自主性が重んじられています。コーディングの授業でも、まず生徒同士でどういうプログラムを書きたいかディスカッションをしてから、その実装の仕方について教えてもらったようです。工作も何を作るのか相談しながら作業するので、グループ間で成果物が全く異なります。
また、長時間の作業で集中力がそがれてくると、担当してくれた先生が昔シルクドソレイユで働いた経験があり、そこで磨いた本格的な一発芸や手品を見せてくれて飽きが来ないように工夫されていたと子供が話していました。休憩時間には、好きなボードゲームやアイスクリームが食べられるなど、とにかく子供が楽しく学べる工夫が凝らされていました。
海外の有名キャンプはこのようによくプログラムが練られていて、英語が苦手なお子さんでもうまく溶け込めるようになっているので、ぜひお子さんが関心のある分野に特化したものに参加してみることをオススメします。
ヌエバスクールのキャンプの様子については、下記のリンクをご覧ください。
ヌエバスクール サマーキャンプ 2019 – Nueva school
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