複合エンターテイメント都市を目指すマカオ-ウルトラリッチのグローバルライフEnrich
前回のコラムで、マカオは10年前に世界最大のカジノ売上を誇る都市となってそこからさらに躍進したけれども、ここ数年は曲がり角に差し掛かっていることを紹介しました。今回は、今後マカオがこの停滞を打破して発展していくためには不可欠である、カジノ以外のエンターテイメントについて紹介します。
マカオのカジノ以外の目玉は、世界で最も高額なコストをかけたショー「The House of Dancing Water (以下ダンシングウォーター)」です。ダンシングウォーターは、シティオブドリームスというリゾートにある常設型の劇場で行われるショーです。ちなみに、このシティオブドリームスは、本連載のシドニーの回で紹介したオーストラリアのカジノ企業メルコクラウンにより作られました。
今回のマカオ訪問でダンシングウォーターを初めてみましたが、これまで見てきたシルクドゥソレイユなどのショーと比較してもそのスケールと迫力に圧倒されました。ダンシングウォーターの劇場は約2.5億ドル(約280億円)の巨費と5年の歳月をかけて完成されました。2,000席の巨大な円形型の劇場の真ん中に、オリンピックサイズプール5杯分に相当する370万ガロンの水をたたえる大きなプールが設置されていて、このプールがタイミングごとに噴水となったり、プールの中から巨大な船が出てきたり、さらにはプールの上にステージがせりあがってきてダンスやバイクショーが展開されたりと、目まぐるしく変化することでショーは進んでいきます。
続き、https://www.enrich.jp/mind/ultrarich/20160706-21082
現代ビジネス記事執筆
日本の「政治とカネの問題」の罰が“甘すぎ”だったウラで、世界とどんどん広がる「経済格差」のヤバすぎる実態
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