遺跡と象が生活に溶け込むアユタヤ – ウルトラリッチのグローバルライフ Enrich

日本も主要国の中では最も遅いタイミングですが、ようやく海外渡航に関する規制が解除されてきました。HISが行ったコロナ後に行きたい旅行先ランキングですが、これでハワイに次いで2位となったのがタイのバンコクです。今回は22年6月にコロナが拡大してから初めてバンコクを含むタイの諸都市に旅行をして、その中でも最も印象深かったアユタヤを中心に紹介します。

13世紀以来の建物が残るアユタヤ

アユタヤはバンコクの北80キロほどに位置していますが、渋滞がひどくまた公共交通機関も整備されていないためホテルからタクシーで2時間ほどかかりました。アユタヤ市内では昔ながらの荷台に乗るスタイルのトゥクトゥクしか公にタクシーとして認められていないようですが、シンガポールと同じくGrabで一般車両を配車できたのでそちらを利用して移動しました。

アユタヤの遺跡群は13世紀から400年にわたって繫栄した王朝時代のものですが、18世紀に入ってから隣国のビルマの侵攻を受けて異教にあたる仏教の寺院や像などは彼らにより徹底的に破壊されました。写真にもある著名なワット・マハタートも、この時に落とされた仏像の首が長い期間にわたって菩提樹の根に取り込まれて、今の姿となりました。

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