世界を2分するアップル/グーグルの本社 – ウルトラリッチのグローバルライフ Enrich

前回、シリコンバレーと昔から呼ばれていた地域以外にも、サンフランシスコ近郊では起業活動が活発化して、ベイエリア全体に広がっていることを紹介しました。今回の滞在では、このベイエリアを代表する、というよりも世界を代表する本社であるアップルの新本社建設現場とグーグルの現本社を視察したので紹介します。

世界を支配しているベイエリアのテック企業

今回のサブタイトルには世界を2分しているアップル/グーグルと名付けましたが、下記のランキングを見ると大げさではないことが分かるでしょう。下記は、米国企業だけでなく世界中の企業の2016年9月末時点の時価総額ランキングです。

1位:アップル=約6,130億ドル(約68.0兆円)
2位:アルファベット(グーグルの持ち株会社)=約5,420億ドル(約60.1兆円)
3位:マイクロソフト=約4,820億ドル(約53.5兆円)
4位:アマゾン=約4,020億ドル(約44.6兆円)
5位:フェイスブック=約3,690億ドル(約40.9兆円)

1位、2位、5位がベイエリアで創業されたテック企業で、3位、4位はシアトルを本拠とするテック企業ですから、世界中で米国西海岸の企業が株式市場から最も高い評価を得ていることが分かります。ちなみに、日本で最大の時価総額を誇っている企業であるトヨタの時価総額が約20兆円ですから、ベイエリアでは10年ごとにトヨタの2倍、3倍の企業が生まれているとイメージすると、いかに景気が良いかわかるでしょう。

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