シンガポールのロックダウンが解除

今日からシンガポールのロックダウンが解除されて、5人までの外食や人と会うことができるようになりました。コンドミニアムのプレイグラウンドとテニスコートが使えるようになり、プールも来週には利用できそうです。息子は保育園が再開し、マスクをしながら元気に通っています。

娘の習い事も再開すると連絡がきました。政府が定めるソーシャルディスタンスや衛生基準を守らないといけないため、運営について議論しているようですが、また思いっきり運動ができるようになるのが待ち遠しいです。

リモートワークは引き続き継続なので私たちは自宅で仕事をしています。マイクロソフトの CEO であるサティア ナデラが5月の決算発表で「 この2ヶ月で 2 年分に匹敵するほどのデジタルトランスフォーメーションが起こった」と述べていましたが、今後、リモートワークが解除され、海外渡航ができるようになっても、この3ヶ月間で変わった生活様式がコロナの前に戻る感じはしません。今後もこの生活様式が少し形を変え続くと思っています。

私たちの顧客は30、40代の起業家の方が多いため、ほとんどの連絡がフェイスブックメッセンジャーを通じてきます。また現地のプライベートバンキングの担当者とはwhatupを通じて確認や質問をします。メールや電話は記録を残す必要がある場合に利用します。

このコロナ禍で、全ての顧客とのミーティングがZOOMに切り替わり、会社の契約書のサインを電子サインに変更しました。プライベートバンキングの口座開設も日本にいながら行いました。自宅からシンガポール、日本、ニュージーランド、米国への注文も行えます。

日本から海外への送金もトランスファーワイズを使うと数時間でできます。トランスファーワイズが中国元への送金を始めたため、中国語の先生への送金を携帯のアプリで行えました。先生とのレッスンはWeChatのアプリで行い宿題もアプリで連絡がきます。授業のテキストはタオパオのインターナショナル版やAmazon 中国から購入しました。

自宅待機中はショッピー、ラザダ、Qoo10のオンラインサイトをフル活用し、日用品は、レッドマートやアマゾンのプライム ナウを利用することで、3ヶ月のロックダウン中に外出したのは運動以外でほとんどなく、現金も一度も使いませんでした。

一方で、今回オンライン学習を3ヶ月近くに渡って行ってきて感じたのは、オンライン学習は、ある程度の年齢でないと一人で一日こなすのは厳しいということです。プリントを印刷をしたい時、wifiが切れた時、iPadが固まった時など親がトラブルシューティングをサポートする必要があります。

話したいことがあれば、娘は、私たちが仕事をしているリビングルームに報告にきますし、ランチ後は一緒にウノをしたり、室内野球をしたりリフレッシュをします。通学している時は、安心して勉強に専念できる環境を学校が提供してくれましたが、オンライン学習だと家庭がその役割を担う必要があると感じました。

娘は、来週から2ヶ月間の夏休みが始まりますが、ビジネス目的以外の海外への渡航がまだ規制されていて、また息子の日系保育園も夏休みが短縮になったこともあり、引き続きシンガポールに長期滞在です。自宅でも夏休みしかできないことを考え、また旅行に行けることを楽しみにしながらのんびりと過ごしたいと思います。