2023年IBの結果 シンガポール
今年もシンガポールのインターナショナルスクールのIB(国際バカロレア)の結果(45点満点)をまとめます。全世界の受験者数は20,385人でした。2023年11月に行われたシンガポールローカル校の結果も追記しました。コロナの影響もありIBDPの平均点が高かった2021年、2022年のボーナス時期は終わり、2020年のコロナ前の水準に戻りました。
シンガポールの名門インターナショナルスクールの3校の結果から紹介します。UWC36.7点(受験者数578名)、ダリッジカレッジ36.8点(受験者数118名)、タングリントラストは38.7点(受験者数57名)で高得点をキープしています。どの学校も3割以上が40点以上を取得していて、UWCは5人に1人がバイリンガルディプロマを取得しています。
2023年 | 受験者数 | 平均 | 40点以上 | 45点満点 | バイリンガル ディプロマ |
UWC | 578 | 36.7 | 31.90% | 22% | |
ダリッジ・カレッジ | 118 | 36.8 | 33% | 2名 | 12名 |
タングリン・トラスト | 57 | 38.7 | 42点以上13名、71%の生徒が38点以上 | 1名 | 3名 |
他には、カナディアンインターが33.78点(2022年37点)、24.8%の生徒がバイリンガルディプロマを取得しました。
チャットワース35点(2022年39点)、ドーバーコートが35点(2022年39点)、イートンハウスは昨年初のIB卒業生が出て32点だったので今年の点数が楽しみです。OWISは昨年34点でした。学校からのコメントも紹介します。
アジアで最初のIBディプロマ認定校であるUWCSEAドーバー校は1977年から、UWCSEAイースト校は2012年からIBディプロマを提供しています。両キャンパスでは、6つの科目群すべてにおいて、シンガポールで最も豊富なIBディプロマ・オプションを提供しています。
UWC:
IBの成績でシンガポールのインターナショナルスクールのトップ3に入ります。IBの世界平均が低下した今年、当校の生徒の今年の成績が過去10年間のタングリンの生徒の成績と同様であったことを大変誇りに思います。
タングリン・トラスト:
今年は、オックスブリッジやアイビーリーグを含む世界有数の大学への進学実績が過去最高となりました。医学、建築学、美術、演劇など、当校の生徒たちはこれからもそれぞれの進路を追求していくことでしょう。
ダリッジ・カレッジ:
今年もシンガポールの国際バカロレアの生徒たちは、卓越した回復力、適応力、学習への献身を示しました。彼らの学業成績は、IBファミリーが共有する卓越性へのコミットメントを反映しています。IBは、IBが象徴するすべてを示しながら、学習の旅を通して生徒を支えてくれた教育者を含むすべての人々に感謝し、敬意を表します。
国際バカロレアのオッリ=ペッカ・ハイノネン事務局長:
続いて、11月に行われたシンガポールのローカル校25校のIBの結果が1月3日に出たので紹介します。2024年1月3日に出た結果を受けて、4日にリリースされたStraits Timesの記事を参照しています。
平均点は45点満点中37.76点で、世界平均の29.06点を上回りました。2005年にIBプログラムに参加して以来、シンガポールは常に世界の満点者の半数以上を輩出してきました。シンガポールの超進学校であるアングロ・チャイニーズ・スクール(インディペンデント)は、2005年にIBの学校として認定された後、シンガポールで初めてIBディプロマ・プログラムを提供した学校で、441人の生徒全員が試験に合格しました。その平均点は40.8点で、そのうち324人が40点以上を獲得しました。
SJIでDP試験を受けたIB生も270名全員が合格し、平均点は40.1点でした。10人に6人以上の生徒が40点以上を獲得しました。シンガポール・スポーツ・スクールでIBディプロマ試験を受けた29人の生徒のうち、60%が40点以上を獲得したそうです(平均点は非公開)
https://www.straitstimes.com/singapore/ib-results-singapore-continues-to-excel-and-surpass-global-average
シンガポールでは、5月に以下のインターナショナルスクールでIBDPが実施される: カナディアン・インターナショナル・スクール、チャッツワース・インターナショナル・スクール(ブキティマ・キャンパス)、ドーバー・コート・インターナショナル・スクール、ダルウィッチ・カレッジ(シンガポール)、XCLワールド・アカデミー、イートンハウス・インターナショナル・スクール(オーチャード)、OWIS(ナンヤン)、GESS、GIIS SMARTキャンパス、HWAインターナショナル・スクール、ISSインターナショナル・スクール・シンガポール(高等部)、ネクサス、NPSインターナショナル・スクール、オーバーシーズ・ファミリー・スクール、スタンフォード・アメリカン・インターナショナル・スクール、タングリン・トラスト・スクール、ユナイテッド・ワールド・カレッジ・オブ・サウス・イースト・アジア(UWCSEA)、ドーバー・キャンパス、イースト・キャンパス。
In Singapore, the IBDP is taken at the following international schools in May: Canadian International School, Chatsworth International School (Bukit Timah Campus), Dover Court International School, Dulwich College (Singapore), XCL World Academy, EtonHouse International School (Orchard), OWIS (Nanyang), GESS, GIIS SMART Campus, HWA International School, ISS International School Singapore (High School), Nexus, NPS International School, Overseas Family School, Stamford American International School, Tanglin Trust School, United World College of South East Asia (UWCSEA), Dover and East Campuses.
シンガポールの一部の学校は、1月から12月までのカレンダーに従い、11月にIBDP試験を実施する。セント・ジョセフ・インスティテューション・インターナショナル、アングロ・チャイニーズ・スクール(インディペンデント)、オーストラリアン・インターナショナル・スクール、ファ・チョン・インターナショナル・スクール(HCIS)、マドラサ・アルジュニード・アル・イスラミヤ、スクール・オブ・ザ・アーツ・シンガポール(SOTA)、シンガポール・スポーツ・スクール(SSP)、セント・ジョセフ・インスティテューション、ACS(インターナショナル)シンガポールなどである。
Some Singapore schools follow a January to December calendar and sit the IBDP exams in November. These include St Joseph’s Institution International, Anglo-Chinese School (Independent), Australian International School, Hwa Chong International School (HCIS), Madrasah Aljunied Al-Islamiah, School of The Arts Singapore (SOTA), Singapore Sports School (SSP), St Joseph’s Institution and ACS (International) Singapore.
参考サイト:
https://whichschooladvisor.com/singapore/school-news/singapore-ib-diploma-results-2023
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