日本人としてのアイデンティティ
以前に我が家の日本語教育というタイトルでブログを書きました。その頃はまだインターナショナルスクールに通っていましたが、コロナのため転校せざる得なくなり、現在は娘は日本人小学校に通っています。8年間近くインターナショナルスクールに通っていたので少し不安でしたが杞憂に終わりました。
日本人学校に通い始めて3ヶ月ですが、劇的に日本語の読み書きができるようになりました。日本語で毎日授業を受け、ノートをとり、塾に通い、宿題をこなすだけで精一杯でしたが、インターナショナルスクールにはない家庭科や書道が新鮮で楽しいと楽しく通っています。
クラスの人数は倍に増えましたが、大人数のクラスも友達が増えて嬉しい言い、運動会、発表会などクラスで参加する行事も新鮮で、毎日頑張って練習をしながら望んでいました。
小学校の高学年で、インターナショナルスクールから日本人学校の転校にうまく適応できたのは、数ヶ月前に始めたソフトボールチームのおかげでした。
娘が入ったソフトボールチームは、保護者のボランティアで成り立っています。遅刻しないように到着し、道具を準備し、挨拶をして始まります。挨拶は並んで頭を下げ大声で行います。練習中はキビキビと動き、教えてもらったらお礼をいい、終了時にも挨拶、片付けをします。
私たちは海外生活が長く、以前は娘は海外育ちぽいと揶揄されることが多かったのですが、日本流の挨拶と目上の人ともスムーズに話をできるようになったおかげで、日本語での会話に自信を持てるようになりました。
漢字や日本語の話し方、日本の文化(アニメや日本食)が好きということに加えて、礼儀正しさを学んだことが大きかったです。以前は日本人の子が沢山いる環境にいるのは緊張して落ち着かない時もありましたが、最近は学校に行きお友達と話をするのが楽しみのようです。
ソフトボールチームで日本人としての振る舞い方を学んだことが、娘が日本人としてのアイデンティを育む上で重要だったと思います。明日は初めての成績表をもらってくるのが待ち遠しいです。
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