改めて感じた日本人学校の良さ

11歳の娘は、7年以上通っていたインターナショナルスクールからシンガポールの日本人学校に転校をしました。今まで日本の学校に長期で通ったことはなく、日本語環境の学校に通うことは全く想像していませんでしたが、楽しく通っているようです。

家庭科では料理や裁縫を学び、図画工作ではセロファンや彫刻刀を初めて使いました。毎週、体育の授業を楽しみにして、ドッジボール、バスケットボール、縄跳び、ハードルをやったよと目を輝かせて教えてくれます。

インターナショナルスクールでは宿題がなかったのにと言いながら、計算、漢字、音読の宿題に取り組んでいます。毎日の5つの漢字熟語を確認するためにミニテストがありますが、当初は全くできなかったのが徐々に書けるようになってきて、1日中日本語の環境で学ぶと日本語の上達が早いことを実感しています。

同時に学習塾にも通い始めましたが、日本の中学受験をする生徒はこんなにも難しい算数や国語の問題に取り組んでいるのかと改めて日本の学力レベルの高さに驚いています。

シンガポールの日本人学校は世界的にレベルが高いと評判のようですが、下記のような特色があります。授業参観はオンラインで、思っていたよりもITシステムが完備していて驚いています。
・毎週、探求学習の時間あり
・英語は12レベル別ネイティブの先生から学習
・せっかく慣れたオンライン学習だからとコロナ後も金曜日午後は自宅でオンライン学習を2コマ、Google classroom使用
・オンラインで行う算数の授業だけ、4レベル分け。(←現在はオンライン授業はありません)
・クロームパソコン貸与
・生徒1人ひとりにメールを付与、担任との連絡にメール使用。予定表はフォルダーにアップ
・PTA役員選出・立候補もgoogle Formで全生徒が回答
・休み時間は誰でもクロームパソコンを使用でき、スクラッチでゲームができる

来年は、イギリスのボーディングスクールに入学予定ですが、娘が日本の学校にもっと通ってみたいと言っているので、日本と海外の学校を行き来しながら学んでいきたいと考えています。