リスボンで学校見学とサッカートレーニング

私たちはシンガポールと日本で富裕層向けの会社を夫婦で経営しています。シンガポールに住んで12年目、息子は年中からサッカーチームに入って4年目です。

11月の半ばの日曜日、シンガポールでリーグ戦最終戦を終えた息子とそのままチャンギ空港に向かい、乗り継ぎをしてポルトガルのリスボンに来ました。

今回の旅行は、来年を予定している息子のサッカー留学の下見のためです。リスボンには日本人学校がなく、4つのインターナショナルスクールとアカデミーのトライアウトに参加しました。

リスボンでは硬式野球とサッカーとどちらも続けるためにサッカチームと野球のクラブどちらも近い学校を選びました。

アメリカンスクール、IBを採用している学校が2つ、ポルトガル語と英語のバイリンガル教育を行っている私立校の4つを見学しました。どの学校も人気校で来年の9月まで空きはありません。

アメリカンスクールが一番歴史が長く、広いグラウンドど体育館を見学しました。17 世紀に建てられた邸宅を改造して作られた学校では動物を飼っていたり、フォレストスクールと呼ばれる学校の中の畑で野菜を作ったり、森があったりとシンガポールではないようなユニークな学校が沢山ありました。

どの学校も大きなサッカーフィールドがあるのがポルトガルの学校らしいと思いました。インターナショナルスクールにも通っていて、息子は、英語の会話は問題ないのですが、ポルトガル語は初めて習いますし、どの学校も日本人はほとんどおりませんでした。


ポルトガルへはすでに何度か訪れていますが、海鮮が美味しく、素材を生かしたシンプルな味付けの料理が価格以上に満足させてくれ、日本人の舌に合います。気候も穏やかでです。街並みも素朴でどこか日本に似ている感じが好きです。

アカデミーのトライアウトも兼ねたサッカートレーニングでは、色々なステップからの左右のシュート練習、速いパス練習、ボレーシュートなど個人技に特化した練習をしました。練習中、コーチから「メッシとロナウド、どっちが最高の選手だと思う?」と聞かれたそうです。


コーチは迷わず「ロナウドだ。右足も左足も自由に使えるから」と言い、最後に「だから左足も上手くなろう」と話していました。

息子は左右のトラップ、パス、シュートは比較的にできる方だと思いますが、それでも右を使うことの方が多いです。ポルトガルのサッカートレーニングでは、左右の足を同じくらい時間をかけて練習していたのが印象的でした。

また2月に1週間、今度はイギリスから来る娘とシンガポールから向かう息子とリスボンで会い、二人ともサッカーキャンプに参加する予定です。その際、息子はドバイでの野球大会からリスボンに向かうので忙しい10日間になりそうです。