オンラインでの語学勉強と検定試験

我が家ではオンラインで語学の勉強をしています。私はマレー語と中国語を、娘は中国語、日本語をオンラインの先生から学んでいます。先生と週次でスケジュールを調整したり、学校や仕事が忙しくなった時には1−2週間のお休みしたり、夏休みには週2回行うなどフレキシブルにかつ長期間に渡って学び続けています。

宿題やスポーツで疲れている時にはオンラインの勉強を辞めたくなる時もありますが、学びのモチベーションを保つためには、検定試験と組み合わせると良いです。日本語は漢字検定、中国語はHSKやYCTを毎年受験しています。

今日は、中国語の勉強について紹介します。安宅和人さんのシン・ニホンを読んでいたら、中国語の勉強の重要性について以下のように記載がされていました。

現在、中等教育で中国語はほぼ一切教育されていないが、これはすでに経済規模で米国に並びつつあり、あと10年以内に数世紀ぶりに世界のトップに戻る可能性が高い中国市場に対する備えとしては、少々リスクが高い。少なくとも教養の三人に一人ぐらいは中国語を読み、話せる力があってもしかるべきであるし、大学に行く層の三名に一人ぐらいは中国語で読み、話せる力があってしかるべきであるし、大学に行く層の半分程度は中国語の漢字ぐらいは読めた方がいいのではないか。

シンガポールの公用語は、英語と中国語を含む4カ国語で、現地校やインターナショナルスクールでは中国語が必須のところが多いです。娘の学校では、毎週3時間の中国語のレッスンがあります。学校以外では、ユニチャイナで見つけた中国人の先生にオンラインで習っています。

その際、シンガポールで受けられるYCTという中国語の検定のテキストにそって勉強しています。YCTは中国語の政府が認定している中国国内での仕事や就職必須となっているHSKと同じ協会が行なっている青少年向け中国語検定試験です。

小学生が中国語の検定を受ける場合には、子供向けの試験YCTが良いでしょう。YCTは1級から4級まであり、それぞれの級に必要な単語数は、1級(80語)、2級(150語)、3級(300語)、4級(600語)です。

娘はYCT4級を勉強しています。YCT4級はHSKの3級に対応しているので、次は、HSK4級を目指します。留学生が中国の理系大学を受験する時にはHSK4級、文系大学ではHSK5級を求められることが多いです。

一部の中国語は日本語と同じ漢字を使用するので、日本語を勉強をしている娘にとっては中国語の漢字は覚え易いようです。YCTのテキストは、アマゾン中国、タオパオなどのサイトから購入できます。カラーでイラストも満載なので、楽しく中国語を勉強できます。

YCTとHSK、中国語検定との比較はこちらをご覧ください。http://www.bct-jp.com/pdf/yct-hsk-bct-new.pdf