シンガポールの帯同者の就労に大きな変更

シンガポールのMOM(労働局)は、シンガポールでの就労を希望するDP保有者の要件を、シンガポールで働く他の全ての外国人の要件と一致させるために、ワークパスのポリシーを見直しすると発表しました。

2021年5月1日より、シンガポール滞在中に就労を希望するDP保有者は、LOCではなく、Employment Pass(EP)、S Pass(Sパス)、Work Permit(ワークパーミット)などのワークパスが必要となりました。

シンガポールで働くDP保有者は、すべてのワークパス保有者の約1%を占めているそうです。DP+LOCでの働き方は、給与の最低額がないため、LOCを取得し働いている駐在者の帯同者は多くいます。

現在のDP保持者が有効期限が切れたあとは、雇用主が該当するワークパスを申請する必要があります。EPの最低給与額が4500〜5000シンガポールドル(月額36〜40万円・年俸約430万円〜500万円)必要で、一方Sパスは、1社で採用できる人数に制限があります。

現在DPホルダーを採用している会社は、シンガポール人か永住権保持者(PRホルダー)への移行が増えることと思います。