イギリスのサマースクール 2022年

中学生〜高校生向けのサマースクールを調べていますが、シンガポールを含めたアジアではこれらの年齢向けのサマースクールは数が少なくなってきます。一方で、イギリスには質の良いサマーキャンプが多数ありました。

日本人に名前が知られている学校で、日本の夏休みに参加可能なサマーキャンプを中心に紹介します。５月中の締め切りも多いのでその点お気をつけください。イギリスはポンド高、物価高でサマーキャンプの費用は高めですが、イギリス英語は格調高く一度は本場の英語を学んでみたいですね。オンラインプログラム以外は全て寮に宿泊するプログラムです。

ケイト王妃の母校 マルボロカレッジ（Marlborough College)

３歳から母子で参加できるサマーキャンプです。友達が娘さんが13歳の時に母子で参加しました。マルボロカレッジの卒業生が沢山遊びにきていて、学校に宿泊できて、好きなアクティビティを選んで参加したそうです。お祭りみたいで楽しかったと言っていました。

子供は４つのカテゴリー３歳〜６歳 / ６歳〜9歳 / ９〜１２歳 / １３〜１７歳です。子供だけでなく、大人のコースもあるのが特徴です。日本の学校の学生も参加しやすい日程です。

４つの期間から選択：７月１１日〜１５日/７月１８日〜２２日/７月２５日〜２９日/８月１日〜５日

https://summerschool.co.uk/

イギリスIBトップ校 セブノークス (Sevenoaks School)

参加にはセレクションがあり、英語でハイレベルの授業を受けたい子に最適です。ロンドン（シティ）から電車で30分と立地も良いです。

勉強（クリティカルシンキング、リーダーシップ、クリエイティビティ）だけでなく、小旅行、スポーツ、アートなど夜までぎっしりの充実したプログラムです。イギリストップスクールのボーディング生活を体験したい人にオススメです。

１３歳〜17歳（寮宿泊）

２つの期間から選択：７月６日〜２０日/７月２０日〜８月３日

£４,２９５、空港からの送迎付き

https://bit.ly/3FlJ7ch

イースターホリデー（４月４日〜８日）にはオンラインのプログラム（ £８２５）も開催していたので、気になる方はそこから参加してみるのもいいかも知れません。

ザ・ナイン 名門ウィンチェスターカレッジ（Winchester College）

ザ・ナインのうち最もアカデミックレベルが高い（特に理系）と言われているイギリス名門パブリックスクールです。毎年日本人も数名入学しています。30名限定のオンラインサマーキャンプです。

16歳〜18歳　（オンライン）

７月18日〜29日　

£2,700(Early application by 18 April: £2,200)

英語がネイティブが必須。ウィンチェスターカレッジの教育者との少人数制ディスカッションチューターの指導のもと、５人チームで複雑な課題に取り組みます。優秀な成績の場合はWinchester Collegeの修了証、推薦状授与があります。

中世、啓蒙主義、21世紀、歴史、哲学、科学、宗教から知識を得て、世界を理解すること、アイデンティティ、社会運動、政治について学びます。定量的モデリング、シミュレーション、交渉、戦略的思考を駆使して、異なるグループの視点に深く切り込みます。チームと協力して、変化を阻むものとそれがもたらす機会を理解することができます。

https://catalyst.winchestercollege.org/about-catalyst

ザ・ナイン チャーターハウス (Charterhouse)

ザ・ナインの一校ということで、イギリスでは知名度は抜群の学校です。以前は男子校でしたが現在は共学校です。朝から夜まで勉強やアクティビティが沢山用意されていて楽しそうなプログラムです。イギリスのジュニアボーディングスクールはこんな感じのスケジュールです。

インターナショナルスクールに通っている子、過去に他の英語のサマーキャンプに参加したことがある子に良さそうです。

１２歳〜17歳（寮宿泊）

３つの期間から選択：７月４日〜１７日 / ７月１８日〜３１日 / ８月１日〜１４日

２週間 £３,３００

https://bit.ly/3wbS1Fh

東京にも開校 マルバーンカレッジ（Malvern College)

第二言語として英語を学ぶことを選択した生徒向けのプログラムで、中国や香港から多数参加者がいます。英語がゼロだと厳しいかも知れませんが、サマーキャンプ初参加の子でも英語サポート体制があるので安心して参加できそうです。

11歳～16歳 （寮宿泊）

2022年7月17日～31日

２週間 £2,９２０

「話す」「聞く」「読む」「書く」という英語の4つの主要なスキルを伸ばし、向上させることに重点を置いています。楽しい教室での学習と実践的な活動により、子どもたちは仲間と協力し合いながら、自分の言語能力に自信を持つことができるようになります。

各2週間コースは、少なくとも30時間の英語授業で構成されています。また、STEM（科学、技術、工学、数学）、クリエイティブ、スポーツ、一般的なチームビルディングのためのアクティビティも充実しています。

イギリスのパブリックスクール 女子校・共学編