変化し続けるメガシティ、ニューヨーク-ウルトラリッチのグローバルライフEnrich

ここまで3回にわたってロンドンについて書いてきましたが、次の都市はニューヨークです。(ロンドンの回を読む)ロンドンのコラムで紹介したように、ニューヨークは3,000万ドル(約30億円)以上、居住用不動産以外の資産がある超富裕層の人口で世界一を誇っています。

ロンドンとニューヨークを立て続けに訪問して感じたことは、この2つの都市が超富裕層の人口だけでなく、金融のハブ都市としての存在感、ハイエンド不動産の洗練度などあらゆる富にまつわる尺度で、世界の中で飛び抜けていることです。ロンドンとニューヨークを訪問した最大の理由は、シンガポールに既に拠点を移している日本人のお客様から両都市への投資や移住について関心を持つ人が出てきたからですが、今回の訪問でその気持ちがよく分かりました。

確かにシンガポールもアジアの中ではグローバル化が進んでいて、東京など日本の主要都市と比較すれば、ワールドクラスの投資情報の話が頻繁に入ってきて刺激的に感じられます。しかし、シンガポールもニューヨークとロンドンに比べると、富の集積度では大きく見劣りし、退屈に映ります。この連載ではニューヨークのこのパワーがどこから来ているのか、経済や金融の観点はもちろん、エンターテイメントや文化の面など多角的に切り込んでいきます。

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