新学期 – オンラインと通学のハイブリット

シンガポールのインターナショナルスクールは、新学期が始まりました。マスク着用で、大人数のイベントは引き続き制限されていますが、友達と一緒に勉強できることに子供たちは喜んでいます。

一方で、マレーシアとシンガポールの国境が申告制の通行のみで、マレーシアからシンガポールに入国した場合に1週間の隔離期間が必要のため、シンガポールからも多数の生徒が通っている娘の学校はオンラインと通学と併用で授業が始まりました。

オンライン組と通学組とにクラスを分け、娘はオンライン組で授業を受けていいます。授業が始まる8時15分から30分までの時間に、クラスのパソコンからオンラインと通学組がコミュニケーションを取ることができ、みんなの元気な顔が見れて良いと好評なようです。

学校のアクティビティでゴルフレッスンが始まるので参加させることを楽しみにしていたのですが、アクティビティ時間もオンラインでの参加になりました。アートとITの授業を横断したコンテストを行うなどオンライン組も楽しめるような取り組みを企画してくれていますが、学校の図書館が使えないこと、何よりみんなでスポーツができないことに娘は残念がっています。

周りでは、夏休みを利用して日本に帰省したが、シンガポールに戻ると2週間のホテル隔離が必要になるため帰ってこれない友達がいます。

シンガポールからイギリスへの留学組は、学生ビザの取得に時間がかかるなど大変だったようですが、無事に寄宿舎生活がスタートしたと聞きました。娘のイギリス留学をコロナのため一年遅らせましたが、早めのタイミングで来年の入学について判断を下さないといけません。

一方で米国組は、学校の寮に戻れずオンラインでのスタートになった日本人生徒も多く、いつ戻れるか不透明のまま授業を受けていて、イギリスやシンガポールより状況は厳しいようです。

シンガポールでは、大人数でのイベントが禁止されているため、習い事も普段使っていた学校の施設を公園や公共場所に変更したり、開始時期を延期したりと、運営サイドも試行錯誤しながらなんとか継続しようと頑張ってくれています。

娘も息子も外で体を動かすことが大好きなので、ずっとオンラインで自宅にいると気分が滅入ってしまうので、早くシンガポールとマレーシアの国境が隔離期間なしで行き来ができるようになることを願っています。