ミッシェル・オバマ自伝-Becoming (邦題:マイ・ストーリー)

前オバマ大統領の妻であり、アメリカで初めてのアフリカ系アメリカ人のファーストレディであるミッシェル・オバマさんの自伝、Becoming(邦題:マイ・ストーリー)とネットフリックスのドキュメンタリーを見ました。Becomingは、世界45言語、1000万部突破のロングセラーを記録しました。

彼女の実家、労働階級地域のサウスサイドシカゴでのミッシェルさんの子供の頃の話から始まります。一軒家の1階には厳しい大叔母、2階に家族で住んでいました。(一時、彼女の実家でバラクさんと暮らします)

水道局職員をしていて足が悪かった父親、手作りが上手で優しい専業主婦の母親、バスケットで活躍しプリンストン大学に推薦で進学した兄の四人で、毎日夕飯を家族で共にするなど慎ましいながらも愛情たっぷりの家庭で育ちます。

大叔母がピアノの先生で、生徒のピアノの練習や大叔母に叱咤される生徒の声を聞きながら過ごします。彼女も大叔母からピアノも習い始めますが、ミッシェルさんがピアノの練習で我が道を貫き通そうとすることで毎回熱い戦いになります。

勤勉で努力家だったミッシェルさんは、高校はシカゴ初のマグネットスクール(特別な英才教育を行う公立校)に毎日往復3時間かけてバスで通います。大学進学への面談で、小馬鹿にした作り笑いを浮かべながら「プリンストンに入れるレベルとは言えないかもね」と言われた一言がずっと心に残ります。

これは、ミッシェルさんが度々講演でも話すエピソードの一つで、うちの両親なら何があっても決して言わない、挫折感は後の結果にも影響を及ぼすと考え、そのカウンセラーの話はもう聞かないと決め、自分の強み理解し、信頼している人にアドバイスを求めます。

その後も、プリンストン大学やハーバードロースクールへの進学、有名弁護士事務所に勤務する中で女性は一人、アフリカ系アメリカ人は彼女だけという環境に遭遇しますが、雑音を気にせず、自分が掲げた目標に向かって突き進むことを決めます。

非常に優秀であるにもかかわらず、夫や子供のために自分自身の仕事をセーブし、キャリアに何度も悩みます。シカゴ大学メディカルセンター職を受ける面接では、生後3ヶ月の長女、サーシャさんも連れて行き、自分の思いを正直に話し職を得ます。

38歳の頃には、二人の子育てと仕事が忙しく夕飯にも帰ってこない夫に寂しさとストレスを感じるようになります。じっくり話す時間も取れず、悩んだ彼女は乗り気ではない夫をカウセリングに連れて行くことに成功します。それがきっかけで、自分の運動時間を作り、二人で話をする時間を持つことで絆も深まります。

仕事、買い出し、子供たちの学校の準備、イベント準備で忙しく、車の中でランチを食べるミッシェルさんの姿は、家族のために一生懸命動きサポート役に回る普通のお母さんの姿を想像させます。

ヒラリークリントンさんとの大統領予備選挙では、講演で全米を回りますが、始めは自分一人でスケジュールや手配を管理します。ミッシェルさんへの注目度が増すにつれて、バラクさんに相談し、予算をつけてもらいスケジュール管理と候補の3名でチームで活動をするようになります。

ホワイトハウスに移った時に、なるべく子供達に今まで通り普通の生活をさせたいと学校選びについ悩みますが、クリントン大統領の娘さんチェルシーさんが通っていたシドウェル・フレンズ・スクールにセキュリティ対策やプライバシーを確保するノウハウがあるという判断から決めます。

ミッシェルさんのお母さんを説得してシカゴからワシントンに引っ越してもらい、ホワイトハウスに菜園を作ったり、ボーディーガードの人の服装をカジュアルなものに変えたりと彼女なりの方法で8年間滞在したホワイトハウスを快適な空間にします。

ドキュメンタリー動画では、34都市の全米ツアーの司会者とのウェットに飛んだ会話が面白く、サプライズでバラク・オバマさんがステージに登場することで会場は盛り上がります。ミッシェルさんが自分の物語を正直にオープンに話すことで、彼女の話を聞く人はみんな自分とのつながりを感じることができます。中には感激して涙を流す人もいました。

自伝のサイン会で参加者一人一人に温かな声がけをしたり、若い女性グループでの対話では、人生を生きていくために必要なことを語り、生徒からの質問に真摯に答えるど、ミッシェルさんの力強く飾らない姿に心打たれます。

音楽が大好きで、緊張をすると車の中でいつも音楽を聴いている姿や、子供とのやり取りなど、彼女の日常の姿も垣間見られます。ファーストレディになった当初は、怖いイメージという批評にショックを受けたミッシェルさんですが、スタイリストがついて服装がどんどんおしゃれになり、人に与える印象も柔らかくなります。

1時間30分で見ることができ、字幕、音声共に日本語へ変えることもできる上、音声以外にも映画中の動作まで日本語で解説してくれる機能もあるので、仕事をしながら見ることもできます。

講演の中で、ミッシェルおばあちゃんになっても話をするのを辞めないわよというチャーミングな言葉に講演を聞きにした人が大笑いするシーンがありましたが、今後もミッシェルさんの社会活動に目が離せません。

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