子連れスペイン観光② コルドバ&グラナダ編

今回の旅行では、スペインのバルセロナの後にマドリード→コルドバ→グラナダと電車で街を移動しました。コルドバとグラナダでも沢山の世界遺産を見ることができました。

アンダルシア州にあるコルドバとグラナダは、スペインの中でイスラム文化が色濃く残る街です。コルドバには世界遺産のメスキータ(モスク)があります。モスクの中にあるキリスト教会で、イスラム教とキリスト教の内装が一つの建物の中に入り混じる世界でも珍しい遺跡です。

またコルドバは、紀元前1世紀に造られたローマ橋が有名ですが、街のいたるところにローマ時代に建てられた遺跡を見ることができます。コルドバは旧市街全体も世界遺産になっており、細い路地やユダヤ人街など街を探索してみると面白い発見があるかもしれません。

グラナダは、世界遺産のアルハンブラ宮殿を目当てに世界中から旅行客が訪れます。ナスル朝時代に250年かけて作られた細かい飾りが素晴らしかったです。数千人が住んでいた城塞なので敷地は広く、数時間かけてじっくり宮殿やお庭を見学しました。

街の広場では、音楽に合わせてフラメンコを踊っている人もいました。グラナダは観光客が多いため、レストランの食事のレベルが高かったです。またグラナダ大学やスペイン語学センターも沢山あり、3分の1が学生や大学関係者であるなど学生が多いことも特徴です。

コルドバもグラナダも4歳と12歳を連れて観光しましたが、暖かな気候の中、シンガポールやロンドンと違った街並みや遺跡に興味津々で毎日1万5千歩以上歩きました。建物の中以外はマスクは義務付けられておらず、アジアからの観光客もいなくて混んでいなかったので快適に回れました。

ハーフタームのお休みに欧州の他の国に旅行に行った友達を話をしましたが、スペインが一番観光客への規制が少ないと感じました。レストランや美術館に入るのにオンライン予約とマスクが必要でしたが、空港のカウンター以外でワクチン証明を見せる必要はありませんでした。日本の海外渡航が規制されたらスペイン旅行をする人が増えそうです。