10歳の娘とアプリを作りました
日本ではプログラミングの必修化が始まったようですが、シンガポールのインターナショナルスクールでは、小学生の低学年からiPadを使って課題をこなしたり、テクノロジーについて学ぶ授業があります。 サマーキャンプでは、スクラッチを使って簡単なゲームを作ったり、マイクロビットを使ってプログラミング勉強する機会もあります。
私の時代は、大学で初めて一人一台パソコンを持ってC言語を勉強、インターネットを繋ぐのも大変だったので、小さい頃からパソコンで自由に創作ができる今の子供たちは羨ましいと思います。
夏休みも3週目に入り、毎日何をしようかと相談しながら過ごしていますが、今日は10才の娘とノーコード(No code)を利用してiPhoneのチャットアプリを作りました。
ノーコード(No code)というのは、プログラミングをしないでウェブサイトやアプリが作成できるツールです。米国で流行っていて、うまく使いこなせばアマゾン、メルカリ、Airbnbのようなサイトの作成もできます。グーグルがノーコード開発のプラットフォームのAppsheetを買収したことも大きな話題になりました。
今回娘とのアプリ作成に使ったのは、ADALOというサービスです。メールアドレスと名前を登録すると、家族間でチャットができるアプリを作成しました。娘はiPadで作成していましたが、30分もかからなかったと思います。
私は、先生と生徒をマッチングするサービスを始めたいという話を友達から聞いたので、先生の登録、生徒は日付を指定してレッスンを予約するアプリをADALOで作ってみました。サイトの文字を英語→日本語に変更するのに少し時間がかかりましたが、それでも1時間程度で完成して友達にテスト版を送りました。
ノーコードツールが良いのは、テンプレートをクリックして写真や色を変更するなど簡単にカスタマイズができること、ボタン一つでアプリのプレビュー画面を表示でき実行できることです。作ったサイトを共有するためにはQRコードを読み込みます。
ADALOは管理画面も見やすいので、自分が登録した会員情報の一覧を見ることで、データベースの勉強もできます。日本語のサイトもいくつかありますが、英語でユーチューブに沢山参考動画が上がっているので、それを見ながら画面操作の仕方を学べます。
ノーコードツールをうまく使いこなすことで、自分のアイデアを簡単にアプリにしたり、ウェブサイトを作ることができます。ノーコードツールに大きな可能性を感じましたし、これから日本でも流行ると思います。
ADALOでのアプリ作成が簡単に出来て達成感があったので、子供たちが寝た後にノーコードツールのWebflowやbubbleを使ってウェブサイトやアプリ作成に取り組んでいます。何か形にしてリリースできたら嬉しいです。
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