オンラインレッスン2週間が経過
シンガポールではコロナ対策がますます強化されていて、4月末まで一切の塾やスポーツなどの習い事が休みになると発表されました。そして、マルボロカレッジのオンライン授業が始まって2週間が終わろうとしています。その様子を紹介します。
アート(美術)の授業では有名な作家の作品をGoogle Meet上で見せながら、その作家のプロフィールや作品が生まれた背景などについて、先生がまず説明します。その後、生徒たちは紹介された作品の中から気に入ったものを選び、その作品のテイストを真似て自分のアート作品を制作します。そして、自分の作品をiPadで写真を撮って提出して、その中から優秀な作品を先生がみんなの前で発表しました。
DTの時間では、先生がMaking a Paddle Boatというタイトルで実際にパドルボートを作成している様子をYoutubeに上げてくれてます。それを見ながら生徒たちは各自オリジナルの作品を作って、 SeeSawというインスタの様なアプリにアップして友達や先生からのコメントをもらいます。SeeSawは米国の学校の半数で使われているほど人気のアプリの様ですね。
体育の時間では、先生がボールを使ったアクティビティを自分で動画で撮ってYoutubeでみんなに見せます。生徒たちは、同じ動きを真似てipadの動画で撮影して編集して先生に提出します。どれも自宅内でできるアクティビティです。
算数や中国語のレッスンでは、カフート(kahoot!)というipadのアプリを使って、クラスでクイズ大会をします。先生は息抜きとして使っていますが子供たちはこの競走が大好きで、カフートを使った大きなクイズ大会が催されて学年全体の集会で1−3位までの生徒が表彰されたこともあります。
ヒストリー(歴史)の授業では、プロジェクトベースで取り組むアクティビティが多いのですが、毎週の様に何かについて発表しています。最近のテーマはGreat Fire of Londonについて、マレーシアとイギリスの文化の違いについてでした。調べて発表する授業は楽しいようで、ipadの動画を見るのが大好きな娘もそれを止めて熱心にプロジェクトに取り組んでいます。
1クラスが20人程度で小さな学校ということもあると思いますが、このようにオンライン授業であっても、普段の学校生活の延長戦上と感じられる様々な工夫がこらされていて感心しました。
- シンガポールのサーキットブレーカーが4週間延長
- 息子が3歳になりました
- シンガポールでオーバーシュート発令
- マレーシア封鎖と学校閉鎖、オンライン授業への移行
- コロナ感染で「パニック」にならなかったシンガポールと日本の大違い
日本の「政治とカネの問題」の罰が“甘すぎ”だったウラで、世界とどんどん広がる「経済格差」のヤバすぎる実態
Pan asia AdvisorsのSNS フォローお願いします
メルマガ : 海外起業、教育についての無料メルマガ登録
FB : https://www.facebook.com/PanAsiaAdvisors/
Twitter : https://twitter.com/panadvisors