アカデミックのスカラーシップ試験について(13+)

イギリスのボーディングスクールにはアート、音楽、ドラマ、スポーツなど色々なスカラーシップがあります。どのスカラーシップにもアセスメントテストがありますが、今回はアカデミックスカラーシップの試験について紹介します。

アカデミックスカラーシップは近年は学費の割引より名誉の方向に向かっていると感じますが、奨学生になった際の学費の割引はゼロ〜10%(もう少し出すところもあるでしょうか?)ぐらいでしょうか。Financial aidが必要な場合は、最大50パーセントの学費割引を出すBursaryに申し込みます。Bursaryはイギリスで税金を払っているなど条件があるようです。

ジュニアボーディングスクールでのスカラーシップ試験への流れは、Year7までに13+の試験を受けてシニアスクールに合格、その後Year8でトップセットと呼ばれる一番上のクラスの子たちがアカデミックスカラーシップの試験に特化した勉強をします。

Year7の終わりにスカラーシップを取得できそうな子に対して取得を目指していくかの意思を確認した後、Year7の夏休みには別に宿題が出ます。ラテン語、フランス語、歴史、地理、化学などで、イギリスでこれらを学んできた子たちと同じレベルまで持っていくので、娘にもびっくりするぐらいの量の宿題が出ました。

奨学金の試験は年明けて1-3月の早く試験を行う学校と4月終わり実施する遅めの学校があります。この試験日のタイミングでトップセットのクラスを分けたりします。スカラーシップを目指さない一般の子たちはYear8の6月頭に予定されているコモンエントランス(Common Entrance)の試験を受けます。

アカデミックスカラーシップの試験は、Common Entranceの問題を提供しているISEBが作成する奨学生向け試験問題、もしくは学校独自の試験問題の2つがあります。後者の方が難易度が高いです。

独自のスカラーシップ用の過去問題は公開している学校も多く、学校名+Academic scholarship past paperで検索すると出てきます。ISEBのスカラーシップ向け試験は、Common Entranceの難しい版といった感じで難易度はそれほど高くないので、しっかりと得点を取る必要があると思います。

下記はISEBのスカラーシップ試験を使用している学校です。リストに載っていない学校は基本独自の試験になります。日程、科目数、試験の内容などは学校のホームページに記載があるので必ず確認するようにしてください。

https://www.iseb.co.uk/assessments/common-entrance/case-information-for-schools/


ジュニアボーディングスクールでISEBのスカラーシップ向け試験(CASE)の練習問題として過去問を解きますが、2023年春から新しいスタイルに変わるようです。新しいCASEの模擬試験問題が出ているので見ておいた方がいいでしょう。特に上記のリストに記載の学校でアカデミックスカラーシップを受ける学生は必見かと思います。下記は数学の問題です。

https://www.iseb.co.uk/wp-content/uploads/CASE_Mathematics_Exam-Specimen.pdf

また学校独自のアカデミックスカラーシップの過去問題もいくつか見ましたが、一番難しいと感じたのはザ・ナインの一校Winchester Collegeです。記述の問題ばかりです。数学の問題文に「ゴールできなくても落ち込まないでください。60%取れたら合格です」と記載があるほどです。
https://www.winchestercollege.org/assets/files/uploads/election-papers-2021.pdf

Winchester Collegeのアカデミックスカラーシップの過去問題を少し紹介すると①英語

前半3つ:化学(生物)記述解答が多く、個人的には化学が一番思考力を問われると思っています。
後半3つ:数学 電卓あり、なしで問題を分ける学校も多いです。

イギリスのジュニアボーディングスクールでアカデミックスカラーシップを目指していきたい子は、学校の実績に載っているようなシニアスクールに合格することが先決です。英語のレベルはイギリスの子たちと同じまで持っていき、かつ何かしらトップセットに入れる得意科目があるといいでしょう。エッセイが得意、数学、化学、歴史が得意なども強みになると思います。

ジュニアボーディングスクール→入学試験→スカラーシップ試験→難関シニアスクールといった一般的なイギリスのスカラーシップルートと違い、ジュニアからシニアまで一貫してあるイギリスのボーディングスクールで、日本人の子がスカラーシップをもらったケースは数名聞いたことがあります。

イギリスのボーディングスクールランキングでそれなりに上位に位置し、留学生へのケアが手厚く勉強ができる日本人に来てほしいというボーディングスクールは聞きますので、シニアスクールから初めてイギリスに留学するという学生はそちらを狙った方がいいと思います。

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