イギリスのボーディングスクールの様子

イギリスのボーディングスクールは3学期制で9月〜12月、1月〜3月、4月〜6月、夏休みは2ヶ月間、クリスマス休暇(12月)とイースタ休暇(4月)がそれぞれ3週間あります。また学期の間にハーフタームと呼ばれる1-2週間の休みがあります。

娘は小学6年生で寮に入りましたが、1週間に数回電話で話をし、長期休みは一緒に過ごしているのでそれほど寂しくはないようです。電話で学校での様子を教えてくれます。うちの子は電話の回数が多いかなと思っていましたが、毎日親に電話をする子や、1日に何回も電話をする子もいるようです。

朝は7時に起床し、7時半から朝食です。8時過ぎに学校に行き、10時半ごろお茶タイム、13時からランチです。15時過ぎに放課後アクティビティが始まり、16時半からお茶、18時から夕飯、21時に就寝です。日本の学校と違い、授業の間にお茶タイムがあるのはいいなと思います。

授業後は楽器の練習をしたり、学校のスポーツクラブに入り毎週練習したり、水曜日と土曜日の午後にはスポーツの試合が入ることも多いです。日曜日も寮生だけでプールに入るなど、毎日体を動かして忙しく過ごしています。

週末は、みんなで映画を見たり、料理をしたり、近くのモールに遊びに行ったりと楽しく過ごしています。寮生のほぼ全員と話をしたと娘が言っていましたが、夕食後は好きなことをしながら過ごすので、おしゃべりの時間も沢山あるようです。

誕生日にはケーキを用意してくれて、寮母さんが誕生日パーティの写真を送ってくれます。私たちも寮に誕生日プレゼントを送りましたが、寮には毎日アマゾンから郵送物が届くようです。最近では、クリスマスの飾り付け、パーティの準備、学期終わりのイベントの準備で忙しくしています。

ナースが常駐していて、寮での生活について子供たちと面談をし、その様子をメールで送ってくれたり、眼科に連れて行って眼鏡を作ってくれるなど離れて暮らす中で気がつかない体調の様子などをフォローしてくれます。思春期の女の子向けに寮のお姉さんたちが色々話をしてくれるイベントもあります。サポートが行き届いていてとても有難いなと思います。

勉強は、科目ごとに4〜7段階のレベル分けで少人数で授業を受けています。小さい試験、学期末の試験などちょくちょく試験があるようですが、夕飯前に学校に行きみんなで宿題をやっているようです。分からないことがあればチューター(担任)に聞きます。

卒業後の学校についても相談できる窓口があります。メールをしたらすぐに返事が来たので驚きました。イギリスの私立学校の試験の際には、関心がある活動(音楽、スポーツ、ドラマなど)について記載をしますが、勉強だけでなく色々な活動を頑張ることが評価されるので、上記のような生活面でのきめ細やかなサポートがあることがボーディングの利点かと思います。

イギリスのボーディングスクールに通っている保護者と話をすることがありますが、総じてどの子も学校が楽しいと感じていて、その子が得意で自信を持てるような活動を学校がサポートしてくれることがいいと話をしていたのが印象的でした。

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