インターナショナルスクールからイギリスのボーディングスクールへ

インターナショナルスクールからイギリスのボーディングスクールに転校した日本人の友達が増えていて、今年だけで4名知っています。うちの娘のようにイギリス系インターナショナルスクールからの転校は、カリキュラムもほぼ同じですし、スムーズに学校の授業に慣れた子が多いです。

イギリスの学校は3学期制で、12月に学期が終わり娘の学校からレポートが届きました。学期の初めは少し緊張していた様でしたが、3ヶ月間が経ち学校の授業に慣れてきたようです。

イギリス系インターナショナルスクールではゲームズと呼ばれるスポーツの授業があり、前の学校では学校対抗試合メンバーに選ばれることが多かったのですが、今の学校はスポーツが上手な子が多く苦戦していました。(日本人は持久力やある子や水泳が得意な子が多く、総じてスポーツができる子が多かったです)

前の学校の時にある程度自信を持ってプレーが出来ていたことで、自信をなくさず先生から指摘されたポイントを改善したことで、Most Improved Playerの賞状をもらって来ました。

イギリスの入国カウンターやタクシーでブリテイッシュアクセントの娘が尋ねると相手が喜びスムーズに進むことが多く、ある程度英語ができると日常生活でもストレスをそれほど感じず過ごすことができます。

日本人は真面目、親切、フレンドリーであるという評価をもらう子が多いと思いますが、英語ができると寮の友達に言葉や態度で示すことができて、いい印象を与えることができます。寮での生活は留学生活を決めるといってもいいほど大事ですが、それだけでなく、寮の生活に関する評価はスクールレポートにも反映されます。

日本やアジアのインターナショナルスクールで数年過ごしてからイギリスのボーディングスクールに転校することは、費用も抑えられ、子供にとっても段階的に挑戦ができとても良いと思います。

うちの娘はYear7から今の学校に転校をしましたが、シニアスクール(Year9〜)の受験をするのでしたら、Year6から始めると余裕を持って受験の準備ができると思います。

名門男子ボーディングスクールではYear6のうちに受験の手続きをする必要があり、Year7が始まってすぐYear9の入学試験の申し込みを締め切ってしまう名門校はとても多いです。次の入学チャンスはYear12です。

もちろん、アジアや日本のインターナショナルスクールから直接イートンやウィンチェスターなどの名門男子校に合格する子もいますが、Year6からイギリスの学校に入ると学校が11+や面接対策の試験対策をしてくれますし、同級生がみんな受験するので先生からのサポートも手厚いです。

シニアスクール入試に関するサポートの手厚さはインターナショナルスクールの比ではありませんし、学校の特徴だけでなく入学試験の内容などいろいろな情報を持っています。

最近リンクドインでイギリス名門私立校の卒業生を見ていますが、以前はYear12+Year13のみの2年間だけ留学して日本もしくはイギリスの大学に進学する日本人が多かったようですが、最近は小〜中学生の時に海外留学をして、大学も海外を希望する人が多くなっている気がします。