子ども先生として発表しました

子どもが教える学校で、子ども先生として上の子が発表をさせてもらいました。こども先生とは子どもたちが先生となり授業を行うプログラムです。今回は4期で、10名の小学生が自分の好きなこと、関心があることについて発表をしました。

発表のための準備として、内容を決めて、どのように相手に伝えるか、またその発表を見て相手にどう感じて欲しいか、どういう行動をして欲しいかなど主宰者の鈴木さんと一緒に考えました。このレッスンは、オンラインズーム(ZOOM)を通じて行います。

ミーティングIDとパスワードを入力して参加するところから、最終的には、画面共有でパワーポイントを表示して発表をし、画面共有を解除してチャットの質問に答えるというインタラクティブに参加することもできるようになりました。

パワーポイントはGoogleスライドを使用して作成しましたが、絵文字、吹き出し、イラストが満載で、クイズやクリップスで作ったシンガポール紹介動画を流すなどみんなに飽きないで聞いてもうように工夫を凝らしました。

スライドにクイズを入れましたが、みんなチャットに答えを書いてくれてすごく盛り上がりました。これは探究学舎の授業に参加した時に良かったので取り入れたそうです。娘の発表を聞いた香港に住んでいる女の子も香港についてプレゼンテーションを作ってみようと話してたよと嬉しそうに教えてくれました。

子どもが教える学校の発表には、教育関係者や先生の方も参加しています。ある自治体の教育委員会の方が小学6年生のひろと君の「数学っておもしろい!」という発表を見て内容が心にとまり、その後教育委員会で、小・中学校の校長先生に伝えたそうです。

ひろと君は、小学校の早い段階で数学概念を学ぶ、数学を行き来するカリキュラム提案しました。ひろと君が元々考えていた「数学の魅力は一般化」の凄さが伝わるように、数学の考え方を使うことで簡単に解ける問題を図を使って分かりやすく紹介しました。

その後のお母さんのコメントを見ると、数学オタクで少し周りから浮いていたひろと君だったようですが、自分の大好きなことについて自分の言葉で人に伝える経験を通じて、周りからポジティブなコメントを沢山もらい、今のままでいいんだという自信につながったそうです。

詳細は主宰者である鈴木さんのnoteをご覧ください。子ども達の声が教育委員会に届いたーーー!鈴木深雪@子どもが教える学校【校長】https://note.com/suzukimiyuki/n/n81e311f3e896

発表を終えた後の子どもたちの嬉しそうな顔を見ていると、これからも積極的に発表する機会を作ってあげたいと思いました。