シンガポールのコロナウィルスの対応と影響

上の子が通っているインターナショナルスクール ではシンガポール政府からの要請を受け、中国から帰国した生徒、中国から帰国した人に接触した生徒は14日間の登校禁止となっています。予定されていた学校のスポーツや音楽イベント、フィールドトリップも軒並み中止となっています。

楽しみにしていた子供たちには残念ですが、リー首相自らツイッターでコロナウイルスの状況について頻繁に発信をしており、また去年成立したフェイクニュースの拡散を禁じる法律を適用しフェイク情報には訂正を求めるなどシンガポール政府の動きは早くかつ徹底しています。

例えば、お店でマスクが売り切れになった際には、コンドミニアムの組合を通じで全住人にマスクが配布されました。発熱がある人や具合が悪い人以外はマスク着用の必要がないと政府が公表しているため、他の国に比べてマスクの着用率が低いと感じます。

シンガポールでは、コロナウイルスに感染した人の住所や滞在した場所を告知していますが、その中に雇用主からヘルパーに感染したケースがあったので、ヘルバー宛てにもうがいや手洗いを徹底してくれとメールで連絡が来ました。

過去14日以内に中国へ渡航した外国人が、本来なら経過観察中であるにもかかわらず就労していたため、発覚したその日に本国に強制送還、かつ労働ビザを申請する権利を2年間剥奪という厳しい処分を科すなど、シンガポール政府は矢継ぎ早に実行していることで、ほとんどのシンガポールで暮らす人は特に大きな影響なく日常生活を送れているようです。