プリンストン大学に見学に行きました

週末にニューヨークのペンシルバニア駅から電車で1時間半ほどの、プリンストン大学近くの街に住んでいる友人宅に遊びに行きました。その時にプリンストン大学も訪れました。

プリンストン大学はニュージャージー州の静かな街にあります。米国で4番目に古くアイビーリーグ8校のうちの1校として、各種の大学ランキングでも常に上位にランクインしています。2名の大統領に40名以上のノーベル賞を輩出するなど高いレベルの教育と研究で知られている一方、MBA/ロースクール/メディカルスクールなど専門大学院を持たないリベラルアーツ(教養)にフォーカスした学校です。

ミッシェル・オバマさんの母校でもあります。潤沢な卒業生からの寄付もありアイビーリーグの中でも奨学金が手厚いらしく、私たちが見に行った日にも沢山の学校見学者が来ておりました。プリンストン大学は、オレンジ色をしたタイガーがトレードマークで、学校にはタイガーの銅像がありました。毎年6月には、全ての卒業生が招待されるパーティが開かれ、卒業生はみんな学校カラーであるこのオレンジのタイガーを身につけて参加するそうです。

また、大学近くのプリンストン高等研究所は、世界で最も優れた学術施設で、特に数学と物理の研究では世界最高レベルの人材が集まっています。アインシュタインは、1921年のノーベル物理学賞を受賞後、1933年に米国に移住してプリンストン高等学術研究所で終身研究員となり、プリンストン大学近くの自宅で十数年もの長い時間を過ごしたそうです。

プリンストン大学内には広い庭、素敵なチャペル、アートミュージアムがありました。アートミュージアムは無料で一般のビジターにも公開されており、現代アートからモネなど印象派まで幅広いジャンルの絵画が展示されていました。

プリンストン大学の中心街は数百メートルと小さく、学生は落ち着いて勉強に専念できそうです。帰りは、バスで1時間強かけてマンハッタンまで帰ってきました。ニューヨークはマンハッタン中心部から少し離れると、緑豊かな落ち着いた街並みが広がっています。

今回の旅行では、セントラルニュージャージー、グリニッジ、ブロンクスなどに友人たちが一軒家を購入して、豊かな生活を送っていることが印象的でした。

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