日本人学校 への入学

マレーシアとシンガポール間の通学を含む渡航が年内は緩和されないと決まったので、上の子にシンガポールの日本人学校に転校するための入学試験を受けさせました。日本からの転校の場合は特に試験は必要ないのですが、インターナショナルスクールに通っている子供には国語と算数の授業についていけるのかについてチェックが必要になります。

上の子がテストを受けている間に校長先生と30分ほど話をしましたが、コロナのために4月に着任予定だった先生が何人か入国できなかったこと、保護者が自宅隔離になると子供も自宅待機となるため休んでいる生徒が多いこと、オンライン学習への移行はICT機器を揃えていたのでスムーズに行えたといった話を聞きました。

日系企業で前任者の帰国後も後任が来ないことや単身者を送るケースが増えて、日本人小中学校を合わせて200名ほども生徒が減ったという話を聞き、先週ニュースになっていたシンガポールの日本人駐在員が3割減という厳しい見通しも大げさではないと感じました。

娘は無事に入学試験に合格し、その後日本人学校の勉強を中心にフォローしてもらえる塾の体験入学にも参加しました。日系の塾に通うのは初めてですが、漢字、読解の勉強だけでなく、日本語のニュースを見てそれを100字程度でまとめることに取り組んだのが良かったと話していました。

次は算数の授業も体験させてもらいますが、総じて塾が面白かったと話しているので、コロナによる不測の事態ですが日本語を中心に強化する良い機会なので、家でも色々と学習させていきたいと考えています。

また、習字、お裁縫道具、彫刻刀など今まで受けたことがない授業が新鮮のようで、今から学校が始まるのを楽しみにしています。